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2007年04月17日

共同債権買取機構

民間金融機関の不動産担保付き不良債権の買取会社のこと

自助努力による不良債権処理方針の早期確定と計画的・段階的処理を行うことを可能とすると共に、不動産の流動化を促進する目的で、1993年1月に民間金融機関の共同出資により設立された。

不動産担保付貸出の不良債権化に株価の下落による不良債権償却原資の減少が重なり、1992年の春から夏にかけ金融システムは大きく動揺した。共同債権買取機構はこのような状況の下で、不良債権処理の促進策として設けられた。

共同債権買取機構の買取りの仕組みは、参加金融機関からの不動産担保付不良債権の売却の申入れに対して、買取機構が価格判定委員会で適正な買取価格を見積もって買い取り、落ち込み金融機関は売却不良債権の薄価と買取価格との差額を売却損として、税務上の損金処理できるというものだ。

買取りに関して必要とする資金は、債権を持ち込む金融機関が融資する仕組みのため、回収までの不動産価格の下落等により、さらに損失が膨らむ可能性はあるものの、不良債権をいったんバランスシートから消去できる効果は大きく、1997年度末までに薄価で約15兆円の不良債権が買取りの対象となり、9兆円を超える損失が計上された。

買取業務は設立後5年間と当初の予定通り、1997年度末までで終了したが、不良債権処理が大きな問題となる中、1998年9月より買取りが再開された。なお、再開時には、適正評価手続きを経ての買切り方式への移行、債務者の同意のない不良債権等の買取り等の機能の拡充が行われている。
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Posted by 消費者金融 at 2007年04月24日 07:01
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