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2007年04月10日

メインバンク

●企業と総合的な関係を持つ銀行のこと

企業と貸出・預金・為替等を通じて総合的な取引関係を持ち、融資、株式保有などの面でも大きなシェアを占めており、企業が経営危機に陥った場合には、取引銀行の中心となって再検討に大きな役割を果たす。

メインバンクは主力銀行ともいわれているが、それは企業との暗黙の契約に基づく非公開な関係に過ぎない。メインバンク制ができたのは、戦時体制下で特定の企業の資金調達を、特定の銀行に任せるよう割り当てたのが契機といわれている。

メインバンクの特徴としては、1.当該企業と貸出取引をはじめ預金・為替業務等、総合的かつ長期的な取引関係を維持している、2.当該企業に対する最大の融資シェアを保っている、3.当該企業の主たる株主となっている、4.役員派遣等を通じて、当該企業との人的結合関係を持っている、5.当該企業が、経営困難に直面した場合には再建・解散などのイニシアチブをとる、などがあげられる。こうした企業と銀行との関係は、メインバンク制と呼ばれている。

メインバンクの機能としては、1.代表的監視者、すなわち複数銀行が融資している場合、それらの銀行を代表して当該企業に対する監視を行うことによって、監視の効率化が図れること、2.当該企業の経営が破綻に陥った場合に、企業の最後の拠り所(ラストリゾート)となり、企業の経営状態を的確に把握していることから、残余財産決定権が委ねられ最小の費用で極力、企業価値の保全を図ることなどが期待されている。
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