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2007年04月06日

発行市場と流通市場

価格形成を通じて両社は強く結びついている

公社債株式有価証券の形をとって、転々と流通するのが大きな特徴だ。この市場を流通市場という。流通市場での価格は発行時の価格に影響を与えるなど、同市場は密接な関係にある。

公社債や株式の市場は、資金を調達しようとする経済主体が、投資家に対して有価証券を第一次的に発行する発行市場と、すでに発行された証券が投資家の間で二次的に売買される流通市場とに分類される。

発行時の価格を決める場合、流通市場での価格が参考にされる。例えば、株式市場についてみると、現在では新たに株式を発行する場合、流通市場における株式の価格(株価)を目安として、新たに発行する株式の価格を決定することが普通となっている(株式の時価発行という)。時価発行を行うと、企業は株式の時価と額面との差額を、資本準備金として内部保留することができるため、一般に時価発行増資は、株価が高水準のときに行われる傾向がある。逆に、株式の発行量が企業収益などからみて過大になると、株価を引き下げる要因となる。

わが国では1980年代の後半に、株価が著しく上昇する中で、時価発行やこれと同様の効果を持つ、転換社債やワラント債(新株引受権付社債)の発行による資金調達が活発に行われた。しかし、1990年以降、株価が低迷するなかで、株式発行による資金調達も停滞している。
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